神戸地裁第3回第4回審議のご報告 3rd-4th-kobe-district-court


神戸地裁で行われているキリロム工科大学と当会との審議の一部を要約しご紹介いたします。
大学側は 被害者学生の強制退学の根拠 について、
「学習活動の妨害行為」「ハラスメント行為」「無断録音」
などを挙げていますが何処をとっても支離滅裂なものでした。
また、大学側からの準備書面は第4回審議(2021/02/04)の時点で 未提出 でした。
相変わらず仕事の遅い大学です。
進学した場合、何だかの証明書など必要な書類があれば必要な時期よりも24ヶ月は早く申請し
毎日進捗を職員へ問い合わせると良いでしょう。
※そもそも進学しないことが1番です。


学習活動の妨害行為について

・キリロム側の主張(神戸地裁での第3回審議)

社会実験と称して通りすがりの他の学生に対して「こんにちは」といいその学生らの反応を記録する授業において学生が授業への参加を拒否し、その授業の動画を無断で録画しKIT外部の者へ送った。
また「お金をもらって仕事としてやっているのだから納得のいく説明と手本を見せてほしい」と反抗的な態度をとった

・反論(神戸地裁での第4回審議)

まず先生としてのお手本を見せてほしい旨、授業に貢献的なまじめな提案を行ったものであり、拒絶や反抗をしたものではない。
また大学の授業の動画を部外に送付した事実はなく、授業の動画の録音に関してはオンラインであとからも学生が見返せるようにと大学から指示されたものである。なお録画したカメラについても大学から渡されたものである。

ハラスメント行為について

・キリロム側の主張(神戸地裁での第3回審議)

学生が女性教師に対し自身の彼女のように呼んだり、他の学生に対してもそのような嘘を言いふらした

・反論(神戸地裁での第4回審議)

あくまで教師と学生という関係として仲が良かったにすぎず、ガールフレンドであるかのように呼んだことはない。またこの問題に対しては在学中に問題として取り上げられることもなく、何かしらの問題行為として大学側に認識があったのなら然るべき対応をとるべきである。本訴訟において問題を作り上げる行為は学生、教師両方の名誉を毀損し大学としての倫理観を疑う

無断録音について

・キリロム側の主張(神戸地裁での第3回審議)

学生が複数回職員室に来て大声で叫び始めるとともに書類の管理状況の撮影や録画を試し見ようとしたため釜我らがこれを阻止した。その後も学生が来て録画しようとしたため他の職員がその状況を見かねて学生らの失礼な態度を叱った。その後学生らは副学長らの説得に応じ録画を消去した。

・反論(神戸地裁での第4回審議)

大学職員がSNSを通じて学生のパスポートの本人確認欄の写し、家族構成、家族の氏名、日本の住所等の情報を漏洩させたため、これに対する抗議及び再発防止を求めた。
また録画に関しては大学職員による約束事の忘却が日常茶飯事だったためやむなく何らかの手段で記録する必要があった。
なお、この大学による情報漏洩について副学長釜我から被害者学生に対し非を認めた。


大学側はいわゆる時間稼ぎのような書面ばかり提出してきます。
思い返せば、猪塚 武 社長、別宮 健三郎 副社長、釜我 昌武 副学長らの仕事振りは
いつものらりくらりしたものばかりです。
学生からの問い合わせを何週間も未返信にしながら教員専用学食を自慢気に毎食投稿する様は悪い意味で圧巻です。
とくに釜我副学長についてはインドネシアでの日本語教師時代に比べて年収が少なくとも $12,000 もマイナスとなったとのことでこの仕事ぶりですから次回の転職時はどうなるやら先が思いやられるばかりです。

次回審議日時

令和3年3月23日 午後4時00分

また報告させていただきます。
当会を何卒よろしくお願いいたします。

キリロム工科大学被害者の会